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【無料で】Wayback Machine(ウェイバックマシン)から中古ドメインを探す方法【地道に】

ブログやサイトを始めるとき、どうせなら中古ドメインを使いたいですよね。

しかし、中古ドメインは安くても数千円から数万円。

ドメインパワーが高いものは、値段もそれなりに高くなります。

収益が上がるかどうかわからないブログに、高額の中古ドメインを使うのはちょっとね……。

小島

確かに初期費用は押さえたいですね……
では、自分で探してみるのはいかがでしょうか?

この記事では、Wayback Machine(ウェイバックマシン)を利用して中古ドメインを探す方法を紹介します。

この方法なら、中古ドメインを探すだけなら無料で、お名前ドットコムなどのキャンペーンを利用すると1円~でドメインを入手できます。

注意点は、探し当てるのに時間が掛かること。

スキマ時間やキーワードなどで根気よく探していくと良いかと思います。

特に急いではいないけれど、良さそうな中古ドメインを安く探している人はぜひ挑戦してみてくださいね。

目次

Wayback Machineから中古ドメインを探すのに必要なサイトと方法

中古ドメインを探すのに必要なサイトは3つあります。

どのサイトも会員登録などは必要ありません。

また、お名前ドットコムのサービスはお使いのドメイン取得サービスに変えてもOKですし、ahrefs(エイチレフス) Backlink Checkerも他のドメインパワーチェックサイトで代替可能です。

小島

ただし、代替サイトでは会員登録などの必要があるかもしれません。

それでは基本的なリサーチの流れを説明します。

中古ドメイン捜索の基本的な流れ

STEP
Wayback Machine(ウェイバックマシン)でフリードメインっぽいサイトやブログを見つける

Wayback Machineは現在/過去のサイトやブログの履歴をチェックすることができるインターネットアーカイブです。

そのため、現在も使われているドメインもあれば、すでに使われていないフリードメインのサイトログも出てきます。

まずはフリードメインっぽいURLを抜き出します。

STEP
お名前ドットコムでフリードメインかどうか確認する

お名前ドットコムで希望のドメイン名を入れると、取得できるかどうかがわかります。

①で調べたURLの中で、フリーのものだけを選別します。

STEP
ahrefs(エイチレフス) Backlink Checkerでドメインランクをチェック

②でフリーだと判明したURLの被リンクやドメインランクをチェックします。

どのくらいのドメインパワーが欲しいのか、あらかじめ考えておきましょう。

小島

②と③のチェックは逆でも可能ですが、効率の良さを考えるとこの順序になりました。

この方法で中古ドメインを見つければ、ドメインを安く手に入れることが可能です。

実はこのブログのドメインもそのようにして見つけました。
(購入当初はドメインランク20→現在28)

それでは、各サービスの詳しい操作方法を紹介します。

Wayback Machine(ウェイバックマシン)でリサーチ

Wayback Machine(ウェイバックマシン)で現在/過去のサイトを検索します。

ここでは、使用中/使用していない状態を含め、ドメイン候補をピックアップすることが目的です。

まずは単語で絞り込みをします。

検索窓に好きな単語を入れてサイトやURLの傾向を絞り込みましょう。

引用:Waybackmachine
画像に文字と矢印追加

検索するキーワードはなんでもOK。

入力した単語がURLやサイト説明に入っていれば、自動的にピックアップされます。

小島

この作業で、中古ドメインの運用ジャンルをある程度まで絞ることもできます。

ブログ目的に合わせてキーワードを入れてみましょう。

個人的な意見ですが……検索単語によりヒットするサイトは、以下のような傾向があるように感じます。

  • 日本語(ひらがな/カタカナ):日本語ドメイン
  • アルファベット/英語:さまざまな国のドメイン
  • 漢字:中国系ドメイン

ご自身のドメインへのこだわりに応じて、検索キーワードや言語を変えてリサーチしてみましょう。

小島

例えば「漫画」だと

マンガ→日本のブログやサイト
・manga→海外(も含めた)ブログやサイト
・漫画→中国のブログやサイト


が多いように感じます。

お名前ドットコムでフリーかどうか確認

調べて「良さそう!」と思っても、それが取得できるかどうかわかりません。

リサーチしたドメインが誰のものでもないか、ドメイン取得サービスで確認します。

Wayback Machine(ウェイバックマシン)でピックアップしたドメインを検索窓に入れましょう。

引用:お名前ドットコム
画像に四角追加

「取得希望の文字列を入力」に調べたドメインを入力します。

後半の「.com」は変更しなくてもOKです。

引用:お名前ドットコム
画像に四角追加

□にマークが付いていなければ、取得が可能なドメインとなります。

!注意点!

Wayback Machine(ウェイバックマシン)でリストアップしたドメインが「〇〇〇.com」なら、お名前ドットコムも「.com」の欄をチェックします。

「△△△.jp」なら「.jp」の欄にマークが付いていないかを確認してくださいね。

小島

「〇〇〇.com」のドメインをWayback Machineで調べたのに、
「〇〇〇.jp」はあった!……というのは、意味ないです。

ahrefs(エイチレフス) Backlink Checkerでチェック

リストアップしたドメインが取得可能なフリードメインだと確認できたら、そのドメインパワーをチェックしましょう。

ahrefs(エイチレフス) のBacklink Checkerは無料でドメインランクと被リンクを確認できるうえ、リサーチ上限がありません。

小島

ロボット検索除けがあるのが面倒ですが、たくさん調べられるのはありがたいですね。

まずはahrefs(エイチレフス) のBacklink Checkerの検索窓にWayback Machine(ウェイバックマシン)で調べたURLすべてを入力します。

wwwやhttpはもちろん、最後の.comなども忘れないでくださいね。

引用:ahrefs(エイチレフス) Backlink Checker
四角を追加

すると、ahrefs(エイチレフス)のドメインランクと被リンク数、そしてどんなバックリンクがあるのかを確認できます。

古いドメインですとドメインランクがかなり低いものもありますので、チェックを怠らないようにしましょう!

調べてみるとドメインランク0なんかも多いのね。
それなら、新規ドメインでもいいかも……

【実践編】Wayback Machine(ウェイバックマシン)から中古ドメインを探す

それでは実際に、前章のやり方で中古ドメインを探していきます。

実際に購入するわけではないため、中古ドメインはモザイクを掛けておきますが、ぜひ画像を参照してみてくださいね。

目標はとりあえずDR5以上のフリーの中古ドメイン捜索です。

Wayback Machine(ウェイバックマシン)でリサーチ

キーワードは何でも良いのですが、今回は「カメレオン」としました。

まずは日本語のカタカナで探し、良いものが見つからなければアルファベットや関連語でリサーチします。

引用:Waybackmachine
画像に文字と矢印追加

基本的には、以下のドメインは避けるようにしています。

  • 無料ブログドメイン
    • 無料ブログを冠する文字列がある
    • URLの最後の方にfc2やblogspotなど
  • 国を表すドメイン
    • その地域の者でないと取得不可能なドメイン
    • fr(フランス)やcn(中国)など。ただし取得できるのならばOK(jpなど)
  • ブログの画像が表示されているドメイン
    • 現在も使われているドメインの可能性が高い
  • 履歴取得最終日が古いドメイン
    • フリードメインの可能性は高いが、古すぎてパワーがない可能性が高い

上記のマイルールに照らすと、画像のオレンジ矢印のドメインが良いかな……と思いました。

そこで次のチェックに進みます。

お名前ドットコムでフリーかどうか確認

さっそくこのドメインが取得可能か確認していきましょう。

お名前ドットコムに以下のハイライト部分を入力して検索します。

http://www.〇〇〇〇.com

すると、検索結果が一覧で返ってきます。

引用:お名前ドットコム
画像に四角追加

取得できないなど、なにか注意点がある場合は□の中に記号が表示されます。

この場合、特に問題なく購入できそうですのでOKですね。

もしここで取得できない(誰かがそのドメインを使っている)場合や、値段が高いプレミアドメインの場合は諦めます。

またWayback Machine(ウェイバックマシン)でのリサーチに戻ります。

ahrefs(エイチレフス) Backlink Checkerでチェック

フリードメインであることが確認できたら、最後にドメインの強さをチェックします。

ドメインをahrefs(エイチレフス) Backlink Checkerの検索窓に入力します。

引用:ahrefs(エイチレフス) Backlink Checker
四角を追加

オレンジ色の「Check backlinks」をクリックすると検索結果が出ます。

たまにロボット検索除けのポップが出たり、画像をクリックしなければならなかったりしますので要注意。

引用:ahrefs(エイチレフス) Backlink Checker
四角を追加

このドメインはドメインランク6で、52個の被リンクがあります。

また、被リンクの詳細もチェックできるため、不審なリンクがないかどうかも確認できます。

小島

不審なリンクとは、まったく関係ないサイトから被リンクを受けていたりすることです。

また、被リンク数が多いのにドメインランクが低い場合はペナルティを受けたドメインの可能性も高いです。

実際に購入する場合は、ドメインがブラックリストに載っていないかも確認しておきましょう。

【格安】Wayback Machine(ウェイバックマシン)から中古ドメインを探す方法

下記のサイトを駆使して中古ドメインを探す方法を紹介しました。

  1. Wayback Machine(ウェイバックマシン)で候補をピックアップ
    • サイトやブログの一覧をチェックできるデジタルアーカイブ
  2. お名前ドットコムでフリードメインか確認
    • ドメインが取得可能かどうかチェックできるドメインサービス
  3. ahrefs(エイチレフス) Backlink Checkerで強さをチェック
    • ドメインの被リンクとドメインランクをチェックできるサイト

この方法は時間が掛かるため、急ぎで有料中古ドメインが欲しい人にはおすすめできません

そのような人は中古ドメイン販売サービスを利用した方が、時間の節約になります。

しかし「お金かけずに良いドメインが見つからないかな~」と考える人にはおすすめの方法です。

キャンペーンを利用すれば、価値ある中古ドメインを無料で手に入れることも不可能ではありません。

お時間ある人は、ぜひ試してみてくださいね。

小島

私は本当に暇なとき、ちょこちょこっとスマホで検索しています

最後までお読みいただきありがとうございました。

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