働き方改革で、女性も仕事を続けやすい環境になってきました。
男性も育休を取ることができたり、体調や家庭の事情にあわせて在宅や時短勤務を選んだりと、選択肢が増えてきましたね。
しかし選択肢が増えると、悩みも増えます。
「もっと楽しく働ける職場はないかな……」
「もうよい年だし、腰を据えて働ける職業はないかな……」
私もより良い仕事に就くため、将来のために転職をしました
この記事ではそんな方のために、仕事を楽しいと感じる条件から、女性にオススメのやりがいがある職業を紹介します。
また、希望の職業に就くための方法やすべきことも詳しくお伝えします!
仕事を楽しいと感じるためには?どんな職場がよいのか?
仕事を楽しいと感じることのできる職業とはどのようなものでしょうか?
「なんとなく楽しそうだな~」と感覚で決めるのは要注意です。
ここでは一般的な「仕事が楽しいと思える条件」を紹介しますので、ぜひ転職時の判断にしてくださいね。
将来性を感じることができる
ずっと働き続けたい女性にとっては、将来性を感じる会社を見つけることは重要な条件です。
この「将来性」とは、会社の存続性だけを指すのではありません。
自分自身の将来も見据える必要があります。
働いている時は楽しいけれども、ずっと続けていくことに不安を感じたまま働いている人も多いです。
年齢を経るごとに厳しくなる
- 容姿が必要な仕事
- 体力が必要な仕事(立ち仕事なども含む)
そのため、30代・40代になっても働き続けることができそうか、もしくはそれまでに転職に有利なスキルが身についていそうか、という点はよく考えておきましょう。
男女格差を感じない
キャリアアップができるかどうかという点も判断基準になります。
仕事で昇進をするためには、男女平等に評価をされるかが一番重要です。
男性を高く評価する会社も多いですからね
そのため、転職の際は評価項目の有無をしっかりチェックしましょう。
- 評価に対する規定がしっかりしている
- 会社で評価されている女性はいるか確認する
- 同業界で出世している女性はいるか確認する
上記のような項目を目安にしてくださいね。
人との関わりが多い
人と関わることが楽しさに繋がっている場合も多いです。
対峙した人から「ありがとう」と感謝されることが、やりがいや楽しさをもたらします。
そのため、どれくらいの人に関わることができるか、どのような人と交流がありそうかなどを判断基準のひとつとして考えることもオススメ。
仕事とプライベートと両立ができる
楽しく働けても、仕事が忙しすぎると疲弊してしまいます。
そのため、プライベートな趣味や旅行、家族や恋人との時間を大切にできる職場環境は人気です。
特に、最近はワークライフバランスが重要視され始めています。
働きやすい環境作りに取り組む企業が増えてきているため、仕事とプライベートが両立できる仕事を見つけやすくなっています。
例えば企業が独自に定めるお休みが多かったりするのも嬉しいですよね。
例えば私の働いている会社では有給とは別に1週間のハネムーン休暇などもあります。
女性に人気の仕事ランキングTOP10!やりがいのある仕事
楽しく働いてみたいけれど、実際にどんな職業があるのかわからないな……という女性のために、人気の女性向け仕事ランキングTOP10を紹介します。
職種や職業ごたまぜですが、見落としていた意外な仕事が見つかるかもしれませんよ!
広報・PR担当
広報・PRとは、社内外に向けて自社のことを知ってもらう仕事です。
例えば
- 新商品の宣伝
- イベントの企画・運営
- SNSでの情報発信
- マスメディアへの対応
- 株主へのお知らせ など
他にも社内向けに、従業員に知っておいてほしいニュースや、モチベーションを上げられるようなトピックの発信を行います。
各部署から情報を集めるために、社内の人との交流が盛んです。
また、イベントなどでお客様と直接関わり、マスコミ関係者とも頻繁に接触します。
そのため、人との関わりが好きな人にオススメの職業です。
人事
人事とは、新入社員や既存社員が能力を十分に発揮しながら働けるように整える仕事です。
- 社員の採用から教育、各部署への配置
- 勤務評価
- 人事制度の企画・立案
- 社員が働きやすい環境作り など
会社により担当範囲は異なりますが、業務内容は多岐にわたります。
きめ細かな気配りができるコミュニケーション能力の高い女性にぴったりです。
また「同じ立場である女性社員のキャリア支援がしたい」という点で人事を選ぶ女性もいます。
ただし会社の方針と自分の理想が異なる場合もあり、相手にリストラを告げたりデメリットを伝えたりしなければならないことも……。
相手に共感しサポートしつつも、きっちり線を引く人に向いているでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、Webサイトやバナーなどのデザインをする仕事です。
クリエイティブな発想やデザイン性が求められます。
特に女性をターゲットにしたWebサイトでは同性の感性が必要となり、女性の活躍が多いです。
「ずっとパソコンに向き合っている仕事では?」と、人との関わりが少ないと感じるかもしれませんね。
でも、実はクライアントの希望を形にしていくためには、コミュニケーションが不可欠です。
さらに、企業で働くだけでなく、実力を付けフリーランスとして独立することも可能。
将来を見据えキャリアプランを立て、子育てと両立させやすい点も人気の理由です。
システムエンジニア
ソフトウェアシステムをコードを用いて開発していく仕事です。
こちらも企業により業務範囲は異なりますが、設計書の作成やプロジェクトの管理・開発業務のマネジメント・コードの入力まで幅広く担当します。
たったひとつの入力ミスでシステムが動かなくなることもあるため、細かいところまで注意を払える人にぴったりの職業です。
Webデザイナーと同様に、人との関わりが少ないように見えますが、こちらもクライアントの希望を形にしていくためにコミュニケーションが不可欠。
フリーランスとしても独立しやすく、需要も多いため、スキル取得を目指して頑張っている女性が多いです。
そういえば本業の会社で受注システムの入れ替えがあったとき、実際にシステムを使う女性事務員の意見を女性エンジニアが丁寧にヒアリングしていました。
男性だと萎縮してしまう女性もいますので、その点でもよいかもしれませんね。
ネイリスト
ネイリストはお客様の爪に装飾を施す仕事です。
女性に綺麗になってもらうための仕事ですが、エステティシャンとは異なり立ち仕事・力仕事ではありません。
デザインセンスや器用さも必要ですが、こちらもコミュニケーションが必要です。
お客様の気に入る装飾を探るためにも会話は必要ですが、ネイル中にお客様を飽きさせないトークも磨かねばなりません。
また、流行のデザインや最新の技術を常にチェックする必要もあります。
企業やショップで働きながら独立も視野に入れることができるので、将来自分の店舗を運営したい女性にもオススメです。
エステティシャン
エステティシャンはお客様にリラックスしてもらうための仕事です。
種類は多岐にわたります。
例えば
- フェイシャルエステ
- ボディエステ
- ブライダルエステ
お客様は女性が多く、同性が綺麗になる手伝いができるので人気の職業です。
しかしやはりコミュニケーションや接客スキルは必要。
お客様によってそれぞれの悩みが異なるので、要望を聞きとりつつ気が使える方にはぴったりの職業です。
エステティシャンも、ネイリスト同様に独立を視野に入れて働けますが、専門性に特化しないと難しいかもしれません。
国家資格は存在しませんが、民間の資格取得を目指すのも考えてみましょう。
(ただし、実務経験などが必要な場合もあります)
経理
会社のお金の管理を行う仕事です。
コツコツと仕事をこなし、数字が好きな人に向いています。
経理は月末月初など特定の期間が忙しいですが、一方でイレギュラーな業務が発生しにくいです。
ワークライフバランスを実現しやすい仕事なので、結婚・出産などのライフイベント後も安定して働きたい女性から人気があります。
働きながら資格を取得し、転職や給与アップを目指すのがオススメです。
- 日商簿記
- 公認会計士
- ファイナンシャルプランナー など
秘書
社長や役員など、企業や組織の重役をサポートする仕事です。
スケジュール管理や電話・メール対応、情報収集、身の回りの環境の整備など、上司やお客様が仕事に専念できるよう補佐を行います。
秘書と言うと「相手に付きっきり」というイメージがあるかもしれませんが、バイトやパートの秘書も多いです。
補佐相手により必要なスキルは異なるため、自分の持つ能力や伸ばしたい分野を選ぶとよいかもしれません。
例えば
海外との取り引きがある会社では、語学スキルなども必要。
そのため外国語に自信がある人にとてもオススメです。
人から頼られることも多く、そのたびにやりがいが感じられることも人気の理由のひとつです。
コンサルタント
企業が抱える経営上の課題の解決を手伝う仕事です。
クライアントの課題を正確に把握して課題を解決するために、コミュニケーション能力が不可欠です。
また、課題解決のためにフレームワークを多々用いて業務に励み、臨機応変に物事を考える力が要となります。
私もライティングサロンのコンサルタントをしていましたが……毎日やり取りを交わしているのに齟齬や勘違いが生まれ……悩んでいた日々もありました。
「これくらいわかるだろう」という考えは捨て、とにかくコミュニケーションをとることが重要です。
マーケティングだけでなく、専門分野への深い知識と理解が必要な仕事です。
ある程度の経験と土台がないと顧客は獲得できませんが、複合的な能力を伸ばしキャリアアップが目指せるため、やりがいがある職業だと考えられます。
営業
営業は自社の商品を提案し売る仕事です。
「営業って辛そう……」と考える人も多いですが、実は人との関わりが好きな女性にはとてもオススメ。
特に電話や訪問営業をしない「ルート営業」や、パフォーマンスを含む「実演販売」など営業の種類も多岐に渡ります。
例えば
私小島の本業の会社には「ヤクルトレディ」が決まった曜日に商品を売りに来ます。
彼女は主に事務所の女性をターゲットに、健康や美容向けの製品を雑談も交えて紹介し販売しています。
もう何年も通っているので、すでに顧客と「見知った間柄」で信頼関係も深いです。
もちろん売る商材によってはしんどいこともあります。
「こりゃ売れないだろ」と思うものでもセールスを掛けねばならず、メンタル面で不安やストレスを感じる人も多いです。
しかし、営業は会社の窓口。
顧客に信頼されると一番に相談される立場でもあります。
そのため、やりがいを感じ生き生きと活躍する女性営業も多いです。
結婚や出産というライフイベントとの擦り合わせが難しい職業ですので、しっかりと人生プランを考えておきましょう。
楽しそうに生きている女性の話から勇気をもらおう!オススメ本
前章で女性が楽しそうに働くためのオススメの職業を紹介しました。
とはいえ「なかなか踏み出せないよ……」という方も多いと思います。
私自身も最初は踏み出せなかったものの、他の女性の話を知って勇気が湧き、行動に移した経験があります。
そこで、この章では元気が出る女性の生き方の本を紹介します。
やる気を出し、勇気をもらえる本をぜひ手に取ってみてくださいね。
すべての女は、自由である。
「すべての女は、自由である。」は雑誌『DRESS』で連載されていた内容が書籍化されたもの。
「泣きながら読みました」「この連載を読むために定期購読しています」と評判だったコラムが、大幅加筆によりさらに心に響く内容となっています。
自分らしい生き方とは?と悩む女性のバイブルになり得る本です。
勝者の思考回路 成功率100%のブランドプロデューサーの秘密
こちらは、名だたる企業のトップから指名されるブランドプロデューサー柴田陽子さんの本です。
起業されている彼女ですが、彼女の力強いマインドに影響され「私も頑張るぞ!」と前向きになれますよ。
逆境を跳ね除ける強い意志や行動を見ると、自身の力や勇気が湧いてくる気がします。
「まだ行動に移せない」「今はまだ無理かも」というときでも、ぜひ本を読んで充電しておきましょう!
楽しいと感じる職業に就くために|なにをすべき?
楽しい!と感じる職業へ転職するためには、まずはなにをすべきでしょうか?
いきなり行動に移す前に、ちょっと自分自身について考えてみましょう。
まずは自分の経歴やスキルを棚卸し
自分の経歴やスキルを把握していない場合は、まず最初にその部分を棚卸しチェックしていきましょう。
転職活動をするにあたって
- 自分が何を経験してきたか
- 何のスキルを活かせそうか
- これからどういうことを行きたいか
これらが明確になっていないと、理想に近づく道筋が見えてきません。
また、採用試験を受ける際も、相手の企業へうまくアピールできずうまくいかないことが多いです。
もし「経験やスキルの棚卸し」が難しいという場合は、就活のキャリアアドバイザーに相談してみてもよいかもしれません。
自分では大したことがないと思っていても、客観的に見たら違う側面が見えてきますよ。
足りないスキルを身につけよう!
もし自分のスキルややりたいことを棚卸しし、足りないスキルがあれば身につけていきましょう。
専門的な資格を取得する方法
- 未経験として入社しスキルや資格を取っていく
- 独学や無料学習アプリなどを活用する
- 講座やスクールを受け身に付ける
資格取得や講座受講はお金が掛かりますが、職業訓練給付金の対象であったり、企業が福利厚生としてサポートしてくれたりする場合もあります。
まずはどのような資格やスキルがあると有利なのか、しっかり考えていきましょう。
私は輸入商社で働いていますが、やはり決め手は「語学力」でした。
もし資格がなくても「取得に向けて勉強中です」とアピールするのもよいですね♪
楽しい仕事をして、人生を充実させよう!
この記事では女性に人気の職業TOP10を紹介しました。
TOP10とランキングにしましたが、向き不向き・性格・スキルや経歴によって、オススメの職業は変わります。どんな仕事が良いのかじっくり考えて、ぜひ新たな一歩を踏み出してみてくださいね。
長く働けるオススメの仕事
楽しい仕事をして、人生を充実させていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。